気になる茨城県の大子町で・・・3
この山が山岳信仰の霊場として栄えていたころ、人の毛によって一本一本植えられた杉だ。
人と自然との長い交流を物語っている。
コース上部には、いたるところから清水が湧き出している。
なかでも代表的な五つは「八溝五水」と呼ばれて親しまれてきた。そのひとつ、金性水でのどを潤し、八丁坂の急坂を登っていく。
八丁坂を登りつめると、樹齢150~200年の広葉樹林帯が展開する。「学術参考保護林」だ。
八溝山の森はもともと原生に近い天然広葉樹林が主体だったが、経済性の高い針葉樹林を造成するため、戦前から大規模な伐採が続けられ、昭和30年代後半には、ほとんどもとの姿を失ってしまったそのため、かろうじて頂上付近に残っていた約30ヘクタールを保護しているのだ。